国民一人一人の夢を実現できる社会を実現したい

江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

文字サイズ
Home  > コラム  > 今週の直言  >  米露首脳会談(その後)

カテゴリー月別

米露首脳会談(その後)

2025年8月21日  tag:

 プーチンの戦略・戦術はたった一つ。「時間稼ぎ」です。その間、武力攻撃は止めず、占領地拡大を進める。これがプーチン・トランプ間の合意と言われている「停戦合意」ではなく「和平交渉」の意味です。

 表向き「和平」交渉を繕いながら、時間稼ぎをしたいというプーチンの思うツボにトランプが見事にはまってしまった。そのためにはトランプのご機嫌はいくらでもとる、そして、最後の最後には裏切る。

 早速、露はウクライナを入れた会談は、従来の事務的交渉の格上げ(首脳ではない!)にすぎず、露合意なしのウクライナへの安全保障供与もないと言い出しましたし、領土問題を抜きにした和平合意もありません。

 思えば、北朝鮮もそうでしたね。あだこうだ、いろんな合意や歩み寄りの姿勢を見せながら、時間稼ぎをしているうちに「核開発」を実現した。そして、今や「核保有国」。こうした独裁国家の首脳が考えることはどこも同じです。基本的に西側諸国のことは信用してない。

 ただ、今、プーチンと直接話せる西側首脳はトランプのみ。EU首脳も含め、ご機嫌取りに勤しむ姿なぞ見たくはありませんが、それも冷徹な国際政治の現実。早く、トランプに露の本意を悟らせて、露への経済制裁の強化へと舵を切らせることでしょう。露が本当の意味で交渉のテーブルにつく道はそれしかないのですから。

米露首脳会談(続報)
トランプ関税交渉で、国益に照らして、一体、日本は何が取れたというのでしょうか?