この局面で重要なのは、党首同士の交渉です
2025年10月12日 tag:
公明党が連立を離脱して、野党連携、首班指名、政権交代への道筋をつけるチャンスが巡ってきました。
こうした次元の問題では、私の経験に照らしても、野党第一党の党首が、人任せにせず、会見やメディアでものを言うだけでなく、自ら動かなければ、なるものもならないものです。
本当は、昨年秋の衆院選で与党過半数割れをした、その時から、大きな政党の党首の方が、自ら中小政党の党首のところに足を運んで、譲るべきものを譲りながら、膝詰めで何度も話し合いをしなければならなかったのです。
しかし、少なくとも私には、水面下も含め、そうした動きが全く見えませんでした。最近では、玉木代表も言っていましたが、参院選後、その野党第一党の党首から電話一本もないと。
何度も言います。こういう話は、まずはトップ同士がある程度、目鼻をつけ、そして、その上で、詳細は幹事長や政調会長に任せる。それを、通常の案件と同じように、ボトムアップでやろうとしても、なるものもならないのです。
今から、野党の党首同士の信頼関係の樹立を!と言ってもトゥーレイトかもしれませんが、いずれにせよ、この局面における、野党第一党の党首の、トップリーダーとしての今後の「行動」を注視、見極めていきたいと思います。
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