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2008年度 2007年度 2005年度 2004年度 2003年度 2002年度
[11/Jan/07]

 山崎拓氏が訪朝している。「事態が膠着状態の中で何か打開策を」という世論の気持ちもわかるが、こうした二元外交にはマイナスもあることを銘記してほしい。北朝鮮の思惑は明らかで、「圧力派」の安倍政権と距離をおく「対話派」の山崎氏と会うことで日本の分断工作をしよういうことだ。その思惑に乗ってはいけない。側近の平沢氏は「米国からも中国からもお願いされている」と言っているが、官邸にいた私には大体わかる。米国や中国の指導者がOKを出しているというこではなく、米国でも「関与派・対話派」の国務省OB筋がブッシュ政権下では自分たちが訪朝するわけにはいかないから「行くならどうぞ」程度のことだ。また、中国は元々米朝直接対話を促しているから、その仲立ちとしての山崎氏の動きはもちろん止めない。それにしても自分のボスのことは悪く言えない平沢氏をテレビに出し、バイアスのかかった言い分、情報を垂れ流すとは一体どうしたことか。

[06/Jan/07]

 諸井虔氏が亡くなった。秩父セメントという、大きくはない企業をバックにしながら、財界のオピニオンリーダーであり続けた。私と諸井氏とのご縁は、通産省で「セメント産業の構造改善」担当課長補佐とその業界トップという関係で始まり、橋本政権では、そのよしみで、普天間基地返還等の沖縄問題や中央省庁再編、地方分権等で、常に連絡を取り合い、ご提言、ご助言をいただくまでになった。常に国家国益とは何かを自らの企業益とは切り離して考えられる、希有な財界人であられたと思う。心からご冥福をお祈り申し上げます。合掌。

[30/Dec/06]

 「自民党は昔に逆戻り?でも民主党もねぇ〜」。安倍内閣の支持率は急落しているのに、民主党の支持率も上がらない。再び政治不信、政局激動の予感で新しい年が船出をします。4月の統一地方選、7月の参院選と、より「真っ当な政党政治」の実現に向けて、新しい胎動が生まれる年に、是非したいと思います。皆さんの変わらぬご支援をよろしくお願いいたします(父が亡くなりましたので、新年のご挨拶の欠礼をご容赦ください)。

[27/Dec/06]

 「本間問題」に続いて、今度は佐田行革担当相の「政治とカネ」の問題だ。結論から言えば年内辞任必至だろう。2000年から帳簿上活動実績がない政治資金団体を今年の10月になって急遽解散した点が一番あやしい。大臣就任にあたって官邸の「身体検査」に引っ掛かって是正を求められたのか、自身で「やばい」と思って清算したのか。いずれにせよ、自分の名前を冠しこれだけ巨額(約7800万円)の資金を管理する団体のことを「知らない」はずがないし、それでおさまるわけもない。官邸が知っていたなら今度こそ「任命責任」の問題にもなる。安倍内閣にとって、またまた「危機管理」の問題勃発だ。適材適所ではなく「論功行賞人事」をやるからこんなことになる。

[21/Dec/06]

 本間政府税調会長が辞任した。当然の帰結である。「李下に冠を正さず」、このまま続投しても、そのクレディビリティ(信頼性)が確保できないからだ。ただ、本件の背後にあるものにも目を向ける必要がある。一部週刊誌も報じたが、本間氏と路線対立する財務省の画策という可能性は高い。本間氏は、財務省が続投を希望する石前会長(増税路線)に代えて安倍首相が任命し、政府税調を「財務省主導」から「官邸主導」にする要でもあった。公務員官舎の所管が財務省ということもあって、その個人情報も知りうる立場にある。「財務省の省益に反するなら時の政権をも倒す」。これが「大蔵省と戦った男・江田けんじ」の結論である。

[18/Dec/06]

 来年の税制改正が決まった。空前の利益をあげる大企業には、減価償却制度の見直し等の減税措置を講じながら、一般庶民には、定率減税の完全廃止等の増税を強いる。企業を税制面で元気にするのは良いが、その前提には、給与引き上げ等庶民への利益還元がなければ意味がない。不良債権問題で法人税を一切払っていない大銀行は、その手数料の高さは据え置いたまま、自民党への企業献金を再開するというし、結構、これって安倍政権の致命傷になるやもしれぬ。

[15/Dec/06]

 15日、安倍内閣の不信任案が衆院本会議にかかった。私は、こうした与野党による「見えすいた国民不在の政争」には与しないという強い意思表示をこめて、本会議に出席した上であえて棄権した。採決は「記名投票」といって、単なる起立採決ではなく、点呼を受けて議員一人一人が壇上にあがり「白票」(賛成)か「青票」(反対)を投じる。本当は首班指名の時のように積極的「白票」を投じたかったが、今回はそのすべがないので、具体的には点呼をうけても議席に座ったままで投票しなかったのだ。積極的棄権である。会期末恒例のセレモニーであることは誰の目にも明らかであり、こんなことに長々と時間をかけるくらいなら、教育再生をはじめ、もっともっと審議することはあるだろう。国民がしらけた目で見守る中で、一体いつまでこうした茶番劇を国会は続けるのだろうか。

[08/Dec/06]

 道路特定財源の見直し案が政府与党で決まった。確かに、田中角栄氏がつくった、ガソリン税等の税収が、必要があろうがあるまいが自動的に道路建設に使われる仕組みは是正した。しかし、より根本的なことは、道路公団の民営化もそうだったが「ムダな道路は造らせない」ということだ。そういう意味では「真に必要な道路は計画的につくる」ことが決まり、そして、その道路歳出をこえる余剰分だけを一般財源化するというのだから、今後は政治力学如何で、毎年の予算編成過程で如何様にもなるということだ。まさに「玉虫色」決着。造反組復党に続き、これで支持率は何パーセント下がるのだろうか。

[05/Dec/06]

 従来禁止されていた外資系企業の献金を自由にする政治資金規正法が成立した。細川政権以降、続いていた政治改革の流れに逆行する暴挙である。情けないのは、これに民主党も賛成したことだ。民主党内には企業・団体献金の禁止を目指す若手政治家の会があるにもかかわらず、自民党と呉越同舟。カネほしさの浅ましい行為と言わざるをえない。何度も言うが、そもそも300億円を超える政党助成金を税金でもらう代わりに、政治腐敗の元である企業献金は禁止すると国民に約束したはずだ。その約束を反故にし国民を裏切ったばかりか、それを拡大・助長するような法案も平気で通す。造反組復党問題とあわせ、今の政党政治は堕落しきっている。私が無所属であるゆえんだ。

[29/Nov/06]

 平沼赳夫議員が、郵政民営化賛成の誓約書を書かず、自民党に復党しなかったことが「信念の政治家」として賛美されている。平沼氏と私は政治家としての主義主張のほとんどを異にするが、確かに私も敬意を表したい。しかし、考えてみれば当たり前のことを、これだけ褒めそやさなければならないほど、今の政治家は信念を平気で曲げるということだ。選挙で訴えた公約を守るのは当然で、郵政民営化反対で当選した議員が反対を貫くことは当然のことだ。私は民営化賛成を訴えて当選したが、選挙後反対に回れば、今度の選挙で確実に落とされる。それが政治家と有権者の約束の重さ、信義というものだろう。

[25/Nov/06]

 目黒区の公明党区議6人が全員辞職願を提出した。潔い出処進退である。政務調査費を私有車の車検代やカーナビ、日帰り旅行のバス借り上げ代等不適正に使っていたことがTVで報道されたことによる。ただ、目黒区の例は、政務調査費の使途について領収書添付が義務付けられていたからこそ判明したと言える。しかし、ここ横浜市では、月々55万円の政務調査費(目黒は17万円)で領収書も要らない。この不明朗な制度の情報公開こそ、来年4月の統一地方選の争点とすべきである。

[20/Nov/06]

 改革派とかクリーンと言われた知事が、立て続けに逮捕されるという事態が続出している。悲しいことだ。すべては「政官業の癒着」に起因する。金や組織票をもらい選挙でお世話になった見返りに、口利きや官製談合に走る。まったく古い図式がそのままだ。いつまでこういったことを続けるのか。「政治と金」の問題が最近、マスコミでも取り上げられない。企業・団体献金が諸悪の根源なのに、そんな青臭いことを言っても、と日本人的なあなあで曖昧にされる。これではいつまでたっても政治は変わらない。

[15/Nov/06]

 今週末、沖縄県知事選がある。どちらが勝っても、残念ながら基地問題は動かないだろう。そもそも両候補とも人物、識見とも、失礼ながらそんな「玉」ではない。要は「鉄は熱いうちに打て」。この十年、政治は、あまりにも無為な時間をやりすごしすぎた。橋本・小渕政権後、沖縄問題に無関心な政権が続き、沖縄県知事もリスクをとらず、県内政治的に「基地反対」を言っていれば良いという無責任な対応だった。本件では、すべての人が100%納得する解決策がない以上、みんなが少しずつ譲歩してベストミックスを探すしかない。そう思って、私が橋本政権当時提案した「海上浮体施設」構想も、その後土建利権等のバイアスがかかりながら跡形もなくなった。もう取り返しのつかない十年だ。

[09/Nov/06]

 米国の中間選挙で、民主党が上下院の過半数を制した。やはり、米国では「振れすぎた振り子は戻る」。米国民主主義の健全性、民主主義が機能したことを証明した。最大の要因は、イラク戦争。毎日100名以上の死者が出、戦争時より今のほうが増えているような現状。そして戦争そのものの正当性への厳しい目。イラク戦争、イラク政策が失敗だったという米国民の率直な考えの表れだ。それに引きかえ、日本の民主主義の成熟度は・・・・・・・。

[29/Oct/06]

 自民党や閣僚の一部から、日本の核保有について「議論はすべし」という声があがっている。発言している政治家の来し方を知る者にとっては「さもありなん」といった感じである。「議論は自由」という擁護論があるが、学者や評論家と違い、政治家が「議論」という場合には、それに止まらない可能性があるからこそ問題なのである。確かに、米国の「核の傘」がいざという時、日本防衛に有効に機能してくれるか、という検証、議論は良い。しかし、日本自身の核保有は、NPT(核不拡散)体制を崩壊させ、日米同盟の破棄にもつながる。世界中を核による「恐怖の均衡」にに追い込み、自主防衛で過大な負担を背負い込む「核武装」に、何ら議論する余地もなければメリットもない。

[25/Oct/06]

 自民党が「郵政造反組」を復党させるという。まったく国民を馬鹿にした話だ。選挙に700億円近い血税を投入し、解散まで打って問うた重要政策が、「たった一つの政策の違いでしかない」であるわけがない。当時、小泉首相はなんと言ったか。「これは郵政民営化選挙だ。国民が賛成か反対か直接聞いてみたい」「刺客は民営化賛成の選択肢の提供」。そして国民は熱狂的な賛成表明をしたのだ。それを造反組の参院選応援目当てに「もう終わった話」として片づけるならば、あの総選挙は結局茶番、結果的には「刺客」と「造反組」で国民の目をくらまし、実は二重取り、自民党の議席増戦術だったと言われても仕方があるまい。この大芝居にだまされた国民は一体今後どうする!?

[20/Oct/06]

 中国は今度こそ本気だ。直言で指摘したとおり、米国に、制裁のエスカレーションや軍事オプションをとらせないために、唐家セン氏が米国に約束したとおり、直接北朝鮮に乗り込んで直談判した。中国は、自分たちが必要以上に責任を背負い込まされないように「北朝鮮は言うことを聞かない」と吹聴しているが割り引いて考える必要がある。中国が本気で制裁をすれば、一週間で北朝鮮は干上がるし、軍事クーデターも夢物語ではない。金正日を拝除するのは簡単なことなのだ。今後の外交戦略は、常に、そこのところを押さえて展開していく必要がある。

[16/Oct/06]

 北朝鮮の核実験。くやしいが「やったモン得」といった状況が国際社会にある。インドとパキスタンだ。実験直後は、今回と同じように「やれ制裁だ」とやかましかったが、パキスタンは、アフガン攻撃の時の協力を得るために制裁を解除し、今では米国が援助するまでになったし、インドもいつのまにか米国と原子力協力協定まで結ぶようになった。金正日氏は、そこまで読んだ上で、自らの身を守るために核実験に及んだのであろう。「無法者にご褒美」はあげたくないが、核を持った以上、現実的な解決方策も模索しなければならない。

[11/Oct/06]

 今回の北朝鮮の核実験は、「外交カード」でも「瀬戸際外交」でもない。バクダッドでフセイン像が倒されるのをみて、金正日氏は「核を持っていなかったらこうなる。やはり核開発を急がなければ」と固く固く思ったにちがいない(当時から私は「直言」で指摘)。それがこのタイミングで発現したにすぎない。今となっては「六者協議」も単なる時間稼ぎだったことが判明した。米国の責任も大きい。イラク・イラン問題で、北東アジアの石油もない小さな国に本気で取り組もうとせず、いたずらに北朝鮮に時間を与えた。米国にとっても「六者協議」は都合の良い「先送り機関」だった。さて、一番深刻な影響を受ける日本、安倍政権はどうする!? とりあえず制裁決議をするのは良いが、その後の出口戦略まで描いていないと危なくてしょうがない。

[06/Oct/06]

 国会論戦が始まった。安倍首相は、過去の「植民地支配と侵略」を認めた村山談話も、河野官房長官の従軍慰安婦談話も継承すると答弁した。祖父に当たる岸信介元首相の開戦詔書への署名も間違いだったと認めた。あまりにもあっけなかった。さすがに、首相という責任ある地位に就いてみて、過去の政府決定をないがしろにはできないと悟ったからだろう。評価したい。ただ、逆に安倍カラーがなくなり先行きが見えなくなった。一つ確かなことは、政権戦略としては、とにかく「天城越え」ならぬ「参院選越え」。そこまでは、社保庁解体等で国民受けをねらいながら支持率を維持し、何とか参院選勝利を果たす。靖国も4月に参拝したから来年秋の例大祭まで行かなくていい。消費税も「逃げず、逃げ込まず」で言質を与えない。ただ、そうした「あいまい戦術」がいつまで通用するか。

[01/Oct/06]

 29日の安倍新首相の所信表明演説では、カタカナ言葉が109カ所も登場したという。そう言えば、総裁選の時も、側近若手議員のアドバイスにより、わかりやすい、訴求力があるということで「ライフワークバランス」という耳慣れない?言葉も出てきた。何か勘違いをしているのではないか。前任の小泉さんは厚生大臣の時、「ここは日本なのだから役所用語にカタカナ言葉を使うな」という禁止令を出したそうだ。それでは「福祉サービス」等の「サービス」はどういったら良いかとの事務方の質問に「サービスはサービスだ」。「サービス」はしょうがないにしても、この点だけは「小泉政治」を継承しないのが安倍流らしい。

[27/Sep/06]

 26日の本会議、首班指名では、江田憲司と記名した上で「積極的白票」を投じた。首班に「江田憲司」と書くほどの恥知らずでもないから、私の今の政治ポジション「純粋無所属」、自民からも民主からも等距離の「インデペデント」という立場からすると、当然の投票行動だった。ただ、出席議員でただ唯一の白票が物語るように、単に無所属(20人)といっても、その服の下から「自民」や「民主」の鎧がのぞいている議員ばかりということがこれでわかった。それなら、もう「インデペンデント」は名乗らないでほしい。
 ただし、議会は政党政治である。二大政党制にも大賛成だ。しかし、今の「ごった煮政党政治」は機能不全、思うように改革が進まないのは、あの強烈な個性を持った小泉首相ですら、この五年半、どれほどの苦労をしたかに思いを馳せれば明らかであろう。今後の国会論戦等を通じて、自民、民主、どちらが本当に「国民本位の改革」を目指しているのか、できるのか、その「政党の正体」をしっかりと見極めていきたいし、基本政策ぐらい一致させた「真っ当な政党政治」を目指して、来年夏の参院選後の政局を、しっかりと念頭においていきたい。

[25/Sep/06]

 安倍新首相が、官邸機能の強化を提唱している。米国並みの「国家安全保障会議」や「教育改革会議」の創設、首相補佐官の増員・活用や内閣幹部職の政治任用化などです。いずれも私が橋本政権時に「官邸機能の強化」策として検討、企画立案したものばかりで、その方向は大賛成だ。ただ、この構想のミソは、単に外部から人材をポンと引っ張ってくるのではなく、その下に自前のスタッフを置いてやること。例えば、国家安全保障会議の事務局長を同時に補佐官に任命し、その事務局スタッフに、霞ヶ関の影響が必要以上に及ばないように、外部人材を多数登用することだ。政権の重要課題に応じて10人程度は補佐官を置き(米国は数え方にもよりますが約30人の補佐官)、こうした戦略会議を官邸に設置することが、対霞ヶ関の、真の官邸機能強化策なのだ。

[20/Sep/06]

 国連総会が始まったというのに、日本から首相も外相も行かないのは何事か!次の首相を決めるという自民党総裁選といえども、一政党内でのこと。国政を優先するのが当然ではないか。国連総会では一般演説の他に、実は裏舞台での首脳外交が重要となる。常任理事国入りを目指すといってこんな体たらくではもう誰も日本を相手にしないだろう。日本の演説は21日夕だ。総裁選が終わって飛び出せばまだ間に合う。

[17/Sep/06]

 安倍晋三さんの政権公約を聞いていたら、「普通の人たちの政治を目指す」というのがあった。「あ、またやられた」と思った。なぜなら、これは私江田けんじのキャッチコピーで、私の政治資金団体の名称にもなっている。「また」というのは、小泉首相のキャッチコピー「自民党を変え日本を変える」「構造改革なくして景気回復なし」は、私が最初の選挙に自民党で出た時の、ポスターや立て看板、政策パンフに使用したものだったからだ。今時、大手広告代理店に発注すれば、何億円ととられるキャッチコピーなのだから、少しは小泉さんや安倍さんから著作権使用料をもらいたいものだ。そういえば「オープン!自民党」というのもあった。こんな何のチエもないキャッチコピーに、当時の自民党は○億円払ったのである。

[12/Sep/06]

 先のブッシュ・小泉会談では、北朝鮮によるミサイル発射のことが、長い時間、話題になりました。ただ、ブッシュ大統領が「ミサイル発射あり」と警告しても、小泉首相は「ない」の一点張りだったそうです。後に帰国してから、「エルビスの家でふざけていた時にミサイル発射がなくてよかった」と話したそうですが、これは案外本音だったんですね。
 ところで、そこまでは本気だった米国も、テポドン2の発射失敗を確認すると、さっさとイージス艦やコブラボールを引き揚げていったそうです。何とも現金な対応。自分のところに影響がないとみると、日本のことはお構いなし。ノドンは成功しているんですからね。将来の日米安保が思いやられます。
 ただ、今年いっぱいには、その米国のSM3搭載のイージス艦が三隻、横須賀をはじめ日本に配備されるそうですから、とりあえず、ミサイル迎撃体制は整えられるようです。これは、米軍保有50隻のイージス艦のうち、SM3搭載はたったの6隻、その半分を派遣してくれるということですから、一応、感謝感謝です。

[08/Sep/06]

 金正日氏が北京を訪問したようだ。偽装に偽装を重ねて北京入りしたところをみると、よほど国内でのテロが怖いのだろう。もちろん、協議の主題は「核実験」。ミサイル発射でメンツをつぶされた中国としては、必死で説得をしたのだろうが、その結果は近々出るだろう。北朝鮮が実験を強行すれば二国間関係は最悪に、しなければ説得が効を奏したということだ。  ところで、マカオの銀行への金融制裁や万景峰号の入港禁止は、意外なところで結構効いているみたいだ。少ない金額といえども、金正日氏本人の口座も凍結されたことが大きい。側近や軍幹部をおさえるのは、やはり「家」「車」「うまいのもの」といったところで、それを賄う財源が途切れると、縁の切れ目ということにもなりかねない。万景峰号の入港禁止も、金氏本人の大好物であるマグロと松阪牛が差し止められて悲鳴をあげているそうだ。

[05/Sep/06]

 自民党総裁選にからんで、最近つとに名前が出てきたのが「菅義偉(すが・よしひで)」衆院議員。頼まれなくてもポスト狙いで勝手に支援している議員が多い中、彼だけは安倍さんの方からお願いして党内支援基盤の拡大を任された人だ。実は、私を「何でも面倒をみるから」と言って政界に出した張本人でもある。最近では珍しく腹のすわった、面倒見の良い「硬骨漢」。党内若手の人望も高く、今回、安倍総理への道筋をつけた最大の功労者だろう。私も、彼の説得でなければ政界には出ていなかった。おそらく菅さんは、党務の重要ポスト、例えば幹事長代理あたりにつくのでは、と思っている。

[01/Sep/06]

 今日、PET検診を行った。あの王貞治監督が胃ガンを発見した検査だ。ブドウ糖に似せた薬剤を体内に注射すると、ガン細胞は普通の細胞よりブドウ糖を多く摂取するので、そこが赤く画像では反応する。人間ドックではなかなか見つけられない初期のガンもOKだ。50歳という節目でもあり、まだ小さな子供を二人抱えて早死にするわけにはいかないので、妻にも散々せかされてやっと受けた。父が肺ガンで亡くなったという事情もある。ただ、これだけでは確実ではないので、CTやMR、超音波、血液・尿検査等を併用する。十数万円とお値段も高く、全部で3時間超かかったが、最後に先生に「異常はありません」と言われるとホッとした。こんなに不摂生しているのに丈夫な体に生んでくれてありがとう!

[26/Aug/06]

 なぜまた東京でオリンピックなのか?その意義がわからない。莫大なお金や税金を投入して何のメリットがあるのか。そうでなくても騒々しい東京が渋滞や工事で余計騒々しくなるだけだ。福岡が良いとも思わないが、やるなら住民の生活が便利になるとか、開発が進むとか、それだけのメリットがなければならない。政治家の功名争いになってはいけない。

[20/Aug/06]

 自民党総裁選も、安倍晋三氏でほぼ決まりということで、永田町では目線は既に「ポスト安倍」に向いている。特に、来年夏の参院選が天王山で、小沢民主党が勝てば、自民党の一部も含む政界再編が取り沙汰されている。それが、反安倍陣営の自民党の重鎮から流されているところが面白い。政界再編論者の私としては、いずれにせよ、今のごった煮状態の政党政治はニセ物だと思っているので、「首相の靖国参拝是か非か」「集団的自衛権の行使是か非か」といった外交や安全保障軸でスッキリと二分された政党政治になればと考えている。いよいよ面白くなってきた。

[16/Aug/06]

 靖国参拝をめぐってA級戦犯、極東軍事裁判そのものを否定する議論がある。私もこの裁判に問題があることは認める。しかし、それを受け入れて日本が国際社会に復帰した以上、今さらそれを問題にするのは「負け犬の遠吠え」だろう。受け入れたのが「裁判」か「判決」かの違いなど、とても国際社会では通用すまい。何も責任をとらない評論家や学者が勝手なことを言うのは自由だが、政治家なら、特に与党の政治家なら、米国大統領の前で堂々とその不当性を主張できるのか、その覚悟を自らに問うべきである。

[09/Aug/06]

 橋本元首相の、内閣・党合同葬が日本武道館で行われた。小泉首相が葬儀委員長だったが、故人にも小泉氏にも気の進まない役回りではなかったか。役人が書いた弔辞には、あふれんばかりの褒め言葉、美辞麗句は並んではいたが、故人と小泉氏との個人的エピソードも一つも盛り込まれず、気持ちのこもらないそっけないものだった。生前、故人から聞いた話だが、まだ政治の本拠地を探しあぐねていた小泉氏を、厚生族として取り立て、後に「3ボス」の一人にしたのも故人だったし、総裁選で敗れた政敵小泉氏を、橋本内閣で厚生大臣に登用したのも故人だった。内閣機能の強化、経済財政諮問会議等の武器を一番使ったのが小泉氏であれば、一言御礼の言葉があってもよかったろう。葬儀を事務的に終わらせるのが小泉首相の本意とみた。

[07/Aug/06]

 亀田選手は、タイトルを返上するのではないか。今週中に動きが出てくるだろう。判定に対する批判は予想通り大変なものだった。私が教えている大学の学生に聞いても「亀田の勝ち」と答えた人は皆無。このままいけば、メディアが満を持してつくってきたヒーローの人気はガタ落ちだし、亀田親子の将来にとっても得策ではない。残された道は、タイトル返上・再戦か、元の一階級上の階級に戻して世界チャンピオンに挑戦か、いずれしかない。

[03/Aug/06]

 嫌なものを見てしまった。亀田興毅選手の世界タイトル戦だ。ボクシングにホーム試合の有利なジャッジは付き物とはいうものの、終始劣勢、明らかな負けだった。それは試合終了後、TV解説者が負けを前提に、しかし亀田選手の健闘を称え、亀田選手本人も韓国審判の勝ちの判定に「え!?」という表情を浮かべたことでもわかる。しかし、亀田家とは利害がからむスポーツマスコミは、後解説でまことしやかに勝因を書き連ね、「強い者」「人気のある者」に媚びへつらうのだろう。是非、全国紙、TV等メディアの良識を求めたい。これは日本人の恥であり、亀田選手本人にとっても決して良いことではない。

[28/Jun/06]

 イスラエルがレバノンの国連施設を空爆し死者が出た。にもかかわらず、国連安保理では非難の議長声明さえ出せない。イスラエルと一心同体の米国が反対しているからだ。しかし、イスラエルは知らばっくれているが、10年以上前から「UN」の看板も掲げている周知の施設で、かつ事前に10回以上も警告をしたのに攻撃したのは意図的と言わざるを得ない。同盟だとか蜜月だとか言うなら、小泉首相も、安保理理事国として、少しは米国にモノを言ったらどうか。情けない。これでは「ポチ外交」と言われてもしょうがない。

[23/Jun/06]

 福田康夫氏が総裁選に出馬しないそうだ。福田氏については、アジア外交の建て直しや「タカ派政治」の是正を期待していた世論もあっただろう。出ないことについて色々言われているが、結局、福田氏は、至極真っ当な「人」であり、小泉首相のような「政局」や「権力闘争」の好きな政治家ではなかったということだろうと思う。そういう意味では、齢70にして「政治家」にはなりきれなかったということか。ただ、もしかしたら「安倍政権」の後釜に、という話もあるかもしれない。何と言っても政界は「一寸先は闇」なのだから。

[20/Jul/06]

 日経スクープ(7/20)により、なぜ昭和天皇が一時期より靖国参拝を控えてきたのか、その理由が判明した。やはり、従来言われていたとおり「A級戦犯合祀」が理由だった。私も戦争指導者(あえてA級戦犯とは言わない)が祀られていること等を理由に首相の靖国参拝に反対してきた(「今週の直言」[27/Jun/05]「首相の靖国参拝是か非か?」参照)が、これまで「なぜ参拝してはいけないのか全く理解できない」としてきた小泉首相がどう答えるのか、また、本日出版の著書で「首相は靖国参拝すべき」と主張する安倍官房長官はどう反応するのか。大変興味深い。今後の自民党総裁選にも大きな影響が出るだろう。

[16/Jul/06]

 国連での攻防は、結局、制裁を伴わない北朝鮮への「非難決議」となった。これを批判する向きもあるが、政府の見通しの甘さは別として、北朝鮮の暴発に無防備な今の日本の実情を考えると、とりあえずは「この程度」で良い。98年のテポドン発射の時は、日本上空を飛んで三陸沖に落ちても、国連では2ランクダウンの「報道声明」にすぎなかった。これはあくまでも序幕に過ぎず、北朝鮮がまたミサイル発射でもすれば今度こそ「制裁決議」になる。

[10/Jul/06]

 相変わらず確かな根拠もなく、テレビで「もっともらしい」情報を垂れ流す北朝鮮専門家、軍事評論家に辟易しているのは私一人だけだろうか。前にも述べたとおり、日本に北朝鮮専門家はいないし、軍事オタクはいても軍事戦略・戦術家はいない。テレビ局側も、一応生でも「しゃべれる」コメンテーターであれば重宝なので、特定の人に出演が集中する。「わからない」ことを「わからない」という勇気を持った朴訥な、しかし核心を突いたコメントができる人はいないのだろうか。もっと別な話が聞きたい。

[05/Jul/06]

 北朝鮮がミサイルを発射した。米国の金融制裁がボディーブローのように効き、北朝鮮内の権力構造が変化した可能性がある。「窮鼠、猫を噛む」的な暴発の可能性もあり、自暴自棄になった国の恐ろしさに対しては、軍事的即応体制も含め、万全の体制でのぞまなければならない。それが人心を安んじる唯一の道だ。そして、経済制裁の発動や国連安保理での国際的包囲網の形成を背景に、北朝鮮を交渉のテーブルにつけ、毅然とした態度でのぞむ必要がある。

[01/Jul/06]

 橋本元首相がお亡くなりになりました。あまりにも早すぎる死で、これからもまだまだ外交や環境問題等でご活躍いただけると思っていただけに大変残念です。
 小泉政権が官邸主導、首相主導の政治を実現できたのも、「橋本行革」で、経済財政諮問会議の創設等そのためのシステムを作り上げたからで、そのことを含めて、橋本元首相のご功績は、必ずや歴史が公正に評価してくれるものと信じています。心からご冥福をお祈り申し上げます。合掌。

[23/Jun/06]

 一度ならず二度までも基本的資質の欠如を露呈した人間に、引き続き日銀総裁という要職を預けなければならないほど、この日本には人材が払底しているのであろうか。一度目は、罪悪感もなく銀行や証券会社から「飲めや歌え」の、またここでは言えないような破廉恥な過剰接待を受けていた前科。そして今回は、裁判に例えるなら、判事が、受け持っている裁判の被告人と密かにプライベートで付き合っていたというに等しい。こんな感覚の人間に、裁判の公正、いや金融政策の公正性が期待できるだろうか。小泉政権になって、何をやっても言っても、誰も責任をとらなくなった。

[18/Jun/06]

 親父が死んだ(6/17未明)。二十年を超えるガンとの闘病に、不屈の魂で立ち向かってきた親父も、三度目の原発性の肺ガンに力尽きた。その前にはリンパ腺ガンと胃ガンも克服してきたというのに。人前では決して「苦しい」と言わなかった親父も、今回ばかりは抗がん剤による極度の心身消耗と呼吸困難に「もう死にたい」と漏らした。直接の死因は、多量の痰がからんだ呼吸不全と心肺停止。そしてそれは突然やってきた。唯一の救いは、本当に安らかな、笑みさえ浮かべているようにもみえる死に顔だ。親父!よく頑張った!そして、長い間ありがとう!

[13/Jun/06]

 日銀の福井総裁が、「村上ファンド」で一千万円の資金を運用していたことが判明した。民間人当時拠出していた責任は問わないが、金利政策を左右する日銀総裁になってからも今まで運用し続けた感覚がわからない。「李下に冠を正さず」である。元々、この人は以前このコラムでも指摘した(25/Feb/03)ように、金融・接待スキャンダルで副総裁を追われた人だ。そうした人を不問に付して再登用した小泉首相の責任も重い。ちなみに、現在の日銀副総裁も、同じくスキャンダルで大蔵省官房長の職を追われた武藤元大蔵次官である。やれやれ。

[08/Jun/06]

 村上氏の記者会見を聞いた。簡単に言えば、今回の事件は交通事故にあったようなもの、たまたまインサイダー情報を「聞いちゃった」というのが彼の言い分だった。しかし、本日報道されていることが事実であるとすれば、その「交通事故」は、実は彼自身が仕組んだものだったということになる。ライブドアの大量株式取得を働きかけて株価をつりあげ、高値で売り抜けたとすれば、記者会見は「大嘘」だったということになる。インサイダー取引自体は比較的軽い罪で執行猶予だろうが、これに平気で嘘をつくということになれば、彼の人格そのものが疑われ、将来の彼の再起に深刻な影響を及ぼすことだろう。

[04/Jun/06]

 今、捜査の手が及んでいる村上世彰氏は、私の通産省の後輩だった。お互い進むべき道が異なって以来、会ったことも話したこともないが、20代の頃は、省外の勉強会や交流の場でよく会った。良くも悪くも「型にはまらない」「既成の枠組みにとらわれない」男だった。上司にもズケズケとモノを言うため、その役所内での評価は二分するが、一面、純粋さやひたむきさもあわせ持つ。所詮、役人人生を全うする男ではなかったが、今回の件は、一言でいえば「やりすぎ」。人命を預かる公共交通機関(阪神)株の大量保有と、その気もないのに「経営陣送り込み」でブラフをかける。それが特捜部の癇(カン)にさわったのだろう。ある種の国策捜査。残念ながら「自らの首を自分で絞めた」。

[31/May/06]

 小沢民主党への期待が強い。私の周辺でもそれは感じる。代表選を戦った菅さんをはじめ、若手も含め、小沢氏で政権をとるしかないという思いは一致しているようだ。ただ、唯一の心配事は小沢代表の健康問題。十数年前、心筋梗塞を患ったのは公知の事実だが、数年前とくらべ良くなったとはいえ、まだまだ本人もおっしゃっているように、昼食後の休息は欠かせない。来年夏の参院選、その後の衆院選と、小沢民主党の息が続くかどうか。日本政界の分水嶺となる。

[24/May/06]

 「中田手法に警鐘」。朝日新聞はそう書いた。横浜市が04年4月に実施した、柿の木台保育園(青葉区)など4園民営化に対して、横浜地裁は、市議会の承認からわずか3カ月で民営化したのは、市の裁量の範囲を逸脱、乱用しており違法だったと指摘し、原告28世帯に280万円の賠償を命じた。市役所ぐるみの選挙違反、市長の4000万円を超える法外な退職金問題等に続き、小泉改革と同じように、中田市政のひずみ、陰の部分が出てきた感じだ。

[20/May/06]

 与党が「医療制度改革法案」を強行採決した。テレビで厚生労働委員長がマイクなしで何やら叫び続け、野党議員はそれを阻止しようと委員長席に詰め寄り、暴力沙汰寸前までいっていた、その光景をご覧になった方も多いだろう。残念ながら、これが「選良」といわれる人たちの実態、現実である。国民の負担増をお願いする法案を、こういった乱暴なやり方で審議を終えることは許されない。法案の内容以前の問題として、私は、本会議場で「反対」の意思表示をした。介護療養ベッドの大幅削減で、今後強制退院、病院難民の発生も予想される。最も丁寧な議論が必要な法案ですら、この有り様である。

[13/May/06]

 今、横浜「市役所ぐるみ」の選挙違反が大問題になっている。前港北区長が町田市長選に出るにあたっての政治資金パーティーで、横浜市の3副市長以下、ほとんどの幹部が、パーティーの開催や参加呼びかけに主体的に関与していたというのだ。これは明らかに「公務員の地位利用」に当たり、公職選挙法違反である。県警も捜査に本腰を入れており、既に80人以上の幹部・職員の事情聴取を終えたという。こうした「組織ぐるみ」に、ただ市長だけ「蚊帳の外」ということは考えづらいが、いずれにせよ、中田市長の責任は重い。市議会でも「調査委員会」が設置されたようだが、事実関係を含め厳しく追及してもらいたい。

[08/May/06]

 自民党総裁選も面白くなってきた。案の定、小泉首相が外遊先で、森派の候補者一本化調整を否定したからだ。私は、年末以来、福田氏も意欲ありとみてきたし、安倍氏も、その周辺を含め「どうにも止まらない」。両雄立つ場合、どちらが有利か?そのポイントは自民党総裁選のやり方にある。小泉総裁誕生時と異なり、地方票と国会議員票は同時開票だから、小泉氏のように地方選圧勝の勢いで議員票もというわけにはいかない。さらに、地方票も「総取り方式」から「按分比例方式」に変わり、地方でも圧勝とはいきにくい。そして、どの候補も過半数いかない場合、議員票だけで決選投票となるが、その場合は2、3位連合がある。いよいよ福田氏の目も十分出てきた。

[28/Apr/06]

 小泉首相は27日、首相官邸で開かれた経済財政諮問会議で、「知事や市長の退職金は多すぎる。(受け取りを)あきらめたらどうか」と述べた。以前私が指摘したとおり、ここ横浜でも「改革派」と称される市長が4200万円もの退職金(一期四年分)を、退職もしていないのに平気でもらう。外郭団体の市職員OBの退職金を全廃したり、市職員の諸手当は減らせる市長が、自分のことになると途端に「守旧派」になる。「他人に厳しく、自分に甘く」。最近、こういう輩が多くなってきた。子供の教育に悪い。

[24/Apr/06]

 千葉補選が終わり、小沢民主党が初陣を飾った。一ヶ月前からは想像もできない結果で、あらためて選挙の怖さというものを思い知った。
 ただ、与党慢心の国会に緊張感が戻るという意味では良い結果だ。これで、九月の自民党総裁選や民主党代表選、さらには来年夏の参院選に向けて、政界では色々な動きが出てくる。違いのわかる二大政党制をめざしている私としては少し面白くなってきた。

[19/Apr/06]

 春の街頭演説を開始した。厳寒の一月、初春以来だが、国会の前半戦の私の活動を、直接、有権者の皆さんにご報告するためである。選挙の時にもお約束したとおり、「毎日駅頭」は売り物にはしないが、節目節目に今後とも行っていきたい。平日は、朝7時から駅頭で、週末は夕方4時からタマプラや青葉台のショッピングエリアで。見かけたら是非お声をかけてくださいね。

[16/Apr/06]

 千葉県で衆院の補欠選挙が行われている。小沢民主党の初陣ということで注目されているが、「選挙のプロ」と称される小沢氏の手腕が興味深い。相変わらず、業界や企業回りの組織型選挙で終わるのか。それとも選挙でも「ニュー小沢」を証明できるのか。岩手や田舎の選挙に慣れ親しんだ旧来の小沢手法では都会型選挙は乗り切れない。それが300選挙区で一番「都会型」の選挙を四回経験した私の結論だ。「小沢神話」を維持できるのか、崩れるのか。最初の関門である。

[08/Apr/06]

 小沢民主党が誕生した。この党は、行き着くところまで行かないと再生はない。そういう意味では良い選択だろう。「小沢民主党」が、「小泉政治」を超えればそれはそれで良し。見かけ倒しで終われば、それこそ万事休すだ。いずれにせよ、「剛腕」「壊し屋」等々毀誉褒貶のある小沢氏が、今の時代に表舞台に出てどう立ち居振る舞うのか。その結果は、来年夏の参院選で出る。その時こそが、民主党存亡の分水嶺となる。

[31/Mar/06]

 「メール問題」で「ガセネタ」をつかまされ、満身創痍の民主党だが、考えてみれば、「大量破壊兵器がある」との米国ブッシュ大統領の「ガセネタ」をつかまされ、イラク戦争へと突き進んでいった小泉政権の責任はどうなのか。何万人もの無辜(むこ)の民が殺傷され、二千人以上の米兵も死んだ。武部幹事長やご子息の名誉も大事かもしれないが、この罪深さの比ではない。

[28/Mar/06]

 来年度予算が成立して、民主党前原代表のコメントが「野党第一党として、しっかり責任が果たせたと思う」。この人はほとほとメディア対応というものがわかっていない。党首討論を前に「お楽しみに」と言ったり、自身の責任論を問われて「マスコミが騒いでいるだけ」と言ったり。メディアの背後には国民がいる。このままでは本当に民主党はつぶれてしまう。「労組依存脱却」や「政令指定都市県議不要論」を説くなど良い素質は持っているのだから、この際潔く身を引き、十年後(まだ53歳だ!)に勝負をかけてほしい。政治家として、まだまだ学ぶべきことが多いことを知るべきだ。

[21/Mar/06]

 自民党が、政治献金の外資規制を撤廃する法案を準備している。まったく「懲りない面々」である。現行法では、外国人や外国法人、発行済み株式の外資の保有比率が50%超の企業からの献金は禁止している。企業・団体献金の拡大策だ。そもそも、細川内閣の時、血税を使った政党助成金制度を導入するかわりに、与野党とも企業・団体献金は禁止するというのが前提だった。その約束を守らず、助成金との二重取りとなっているのに加え、今度は外資系企業にも拡大する。言語同断である。こんな案に賛成する国会議員は、有権者の力で、是非、次の選挙で落選させていただきたいと思う。

[18/Mar/06]

 WBC。あの審判がまたやってくれました。でも今度は感謝です。なぜって、ホームランを二塁打と強引に判定したことで、消化試合のメキシコを本気にしてくれたからです。それにしても野球は最後までわからない。アメリカの屈辱感も相当なものでしょう。映画「フィールド・オブ・ドリームズ」を挙げるまでもなく、野球はアメリカそのもの、歴史の牽引車(ロコモーティブ)だったのですから。それにしても、イチロー選手を見直しました。これまで個人主義的な人間とばかり思っていましたが、こんなに国を背負う使命感にあふれた人間だったとは。あの松井選手にも見習ってほしいと思っている方も多いことでしょう。

[14/Mar/06]

 WBC日米決戦。タッチアップを巡る主審の判定覆しにも驚いたが、その審判が米国人で、かつマイナー所属と聞いて二度驚いた。サッカーでも柔道でも対戦国出身の審判は身を引いて第三国が行うのが常識だろう。また、マイナーと聞いて、あのシドニーオリンピック柔道無差別級決勝で、篠原選手の必死の返し技を見極められず、逆にフランス人に一本をとった稚拙な審判のことを思い出した。
 WBCとは言え、まだまだその体制も運営方法も未熟なことが露呈された日米戦だった。もう日本は勝つしかない、頑張れ!!

[10/Mar/06]

 国会は、最大野党の自滅で、残念ながら「消化試合」のようになっている。来年度予算案も成立し、残った重要法案としては、「行革推進法案」や「医療制度改革法案」等があるくらいだ。国民投票法や教育基本法の改正もどうなることやら。私が所属する環境委員会では、京都議定書のCO2削減約束を達成するための地球温暖化防止法の改正や、レジ袋の有料化等の容器包装リサイクル法の改正等がある。自民も民主も水面下では、9月の党首選に向けまっしぐらだが、私ととしては委員会審議や質問主意書の提出等を通じて、しっかりと政府の姿勢をただしていきたいと思う。

[06/Mar/06]

 新石川交差点の立体事業の竣工式があった。おそらく私は、この日を一番待ち望んだ一人だろう。なぜなら、そこから歩いて数分に私の家があり、毎日、青葉台の事務所に車を運転して通っている者として、朝夕の渋滞には閉口していたからだ。テープカットの後、車に乗り込んで開通式。沿道は子供連れの大勢の人でにぎわった。たまたま、この道路の担当が国土交通省関東地方整備局。そこのNo.2が私の中学の同級生だったので、ついでに「江田の交差点もよろしく」と陳情しておいた。高速道路ではなく、こういった生活道路で心から地域住民に喜ばれる道路を造ってもらいたいものだ。

[27/Feb/06]

 西アフリカの小国ベナン共和国のために「井戸を掘ろう」を合い言葉に、チャリティーコンサートがフィリアホールで開催された。満足な水さえなく疫病にかかり死んでいく子供たちがまだまだ多いこの国に、少しでも「きれいな水」を!という趣旨だ。コンサートの開催準備、当日の会場整理等には、江田ウィメンズクラブ緑も多大な貢献をした。
 会場にはベナン大使夫妻もお越しになり、私もしばしの間歓談した。たまたま、テレビ出演の関係でベナン出身の「ゾマホン」さんを知っていたので、話も盛り上がった。彼は「ここが変だよ!日本人」という番組にも出演していたし、今は、あのビートたけしさんの秘書のような仕事もしているので、私も、時々お会いする。単なるタレントではなく、祖国のために、ODA(経済協力)等の取り込みのためにも必死な活動もしている「真面目」な青年だ。

[19/Feb/06]

 国会では、ホリエモンからの武部幹事長二男への「資金提供メール」の真偽が問題となっている。確かに、そのメールが小泉首相の言うように「ガセネタ」であれば、永田議員の責任問題はもちろん、それを「確証が高い」として認めた前原執行部の責任問題に発展する。逆に、このメールが真実であるとすれば、武部幹事長の辞任はもちろん、「ガセ」と断じた小泉首相の責任も回避できない。得てしてこういう場合、これまでの政党政治は、時間による風化を待って、結局曖昧に終わらせてしまうということが多かっただけに、今回は、徹底的に、その真偽をはっきりとさせてもらいたい。
 ただ、今回明らかに異例なのは、検察、法務当局の対応だ。捜査中の案件について、しかも、極めて具体的な証拠の有無について、はっきりと「把握していない」と明言することはない。それは政権の中枢にいた者として断言できることだ。ここら辺に、ライブドア事件の「政治的な臭い」を感じざる得ない。

[08/Feb/06]

 紀子様が第三子を懐妊された。そこに「天皇家」の強い意思を感じるのは私一人だけだろうか。もちろん皇室典範改正にからんでのことである。湯浅前宮内庁長官の「第三子願望発言」、年始の歌会始の「コウノトリ」の句、あえて12年振りのご懐妊、三笠宮寛仁親王の皇室典範改正反対発言等々。いずれにせよ、改正慎重論が急速に政界にも国民の間にも拡がるだろう。改正推進派の小泉首相も、振り上げた拳をおろす良い機会になるのか、それとも改正を強行して政局になるのか。基本的には前者だが・・・・・。

[31/Jan/06]

 政局の「潮目」が変わってきた。ライブドア問題では、検察が押収した電子データは「宝の山」だし、そこから、政治家の関与も含めて、今後何が出てくるかわからない。米国産牛の輸入再開問題では、中川大臣の「(事前査察の必要性を認める)閣議決定どおりにはやらなかったが、閣議決定違反ではない」という詭弁がひんしゅくを買い、「食の安全」という問題が問題だけに、今後責任問題に発展する可能性がある。防衛庁の技術系トップによる官製談合も重なり、半年早く、政局激動の予感がある。

[25/Jan/06]

 ODA総合戦略? 馬鹿な! 案の定、政府の「海外経済協力に関する検討会」(座長・原田明夫前検事総長)は、屋上屋を重ねる「閣僚会議」を内閣に新設するだけで、相変わらず、外務省が中核を担う現在の役割分担を維持し、ODA庁の新設は見送るという。これでは、まったくODA政策が変わらないことを断言する。幾多の閣僚会議が官邸に置かれて、各省のぺーパーをホッチキスでとじるだけの現状を、この委員たちは一体何と考えているのか!これでは、財務省の事務次官クラスが天下る国際協力銀行(JBIC)の扱い等も先がみえてきた。

[21/Jan/06]

 小泉首相の言葉に「日米関係がうまくいけば全てうまくいく」といった類の発言があった。大量破壊兵器を持っているという米国の主張を、証拠の確認もせず鵜呑みにして、イラク戦争にゴーサインを出して突っ走った日本。そして、今回は、米国産牛肉の輸入再開、即、脊柱入り牛肉発覚、輸入再禁止だ。これも米国のいう検査体制を鵜呑みして、安全を犠牲にしてまで「見切り発車」したつけだ。日米関係のため全てを犠牲にして、国民に何の得があるというのだろう。

[09/Jan/06]

 新年早々、街頭演説を開始した。年頭ご挨拶をかねて、特別国会での活動報告と、20日からスタートする通常国会にのぞむ基本的立場を、直接有権者の皆さんに訴えるためだ。手始めは、私の地元、タマプラーザ駅。正直、大変寒い。ただ、道行く方々から励ましの言葉をかけられたり、握手を求められると、そんなことは言ってられない。これから20日までの間、平日の毎朝7時〜8時30分、選挙区のどこかの駅に立っていますから、見かけたらお声をかけてくださいね。

2008年度 2007年度 2005年度 2004年度 2003年度 2002年度
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