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再編へうごめく政界 ・・・「総選挙後3つの予想」
朝日新聞 5/5朝刊 掲載記事 

 自公過半数割れ 第3極に結集   連立主導権を狙う

 4月2日に次期衆院選に高知1区からの立候補を表明した橋本大二郎・前高知県知事に、1人の衆院議員が接触している。橋本氏の兄である故橋本龍太郎元首相の秘書官を務めた、江田憲司氏(無所属)だ。

 2人は、既成政党との結びつきを否定することで共通している。橋本氏は、小学校の同級生の鳩山由紀夫民主党幹事長からの出馬要請を固辞。江田氏は、02年の補選と05年の衆院選で当選し。無所属での活動にこだわっている。

 「外交はハト派、内政は思いやりのある改革」という政策軸を掲げ、新党の旗揚げも視野に入れる。江田氏は「次期衆院選の直前に政策の旗印を掲げる。政策に賛同する議員が選挙後に連携すれば、連立政権のキャスティングボードを握ることができる」と青写真を描いている。

 2人の助言役を務めているのが、かつて自民党を離党して新党さきがけを結成、93年の政権交代の仕掛け人となった田中秀征氏だ。「今の状況は、既成政党が信頼を失っていた92年〜93年の状況と似ている。次の衆院選で自公で過半数が得られなければ何らかの再編がある。少数精鋭で、時代の要請を体現した第3極の出現が必要だ」と説く。

 3月に旗揚げした「せんたく」も、当初は第3極をめざす動きとみられていた。このため、改革派知事の一翼を担った橋本氏や江田氏も参加を検討した。

 しかし、連携した超党派による「せんたく議員連合」には、与野党から100人を超える参加者が集まった。橋本氏や江田氏は「今の政党のごった煮の状態をそのまま持ち込んだ」と見て、今のところは参加を見送っている。
 
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