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| 週刊新潮
3月1日号 |
美人政治記者と意気投合 元橋龍秘書官
「江田憲司」
「天下の素浪人です」
と言いつつ明るい笑顔は江田憲司氏(44)である。橋本龍太郎内閣当時"身長180センチのミニ橋龍"の異名をとり、今回の省庁再編の設計図を描いた、通産省出身の名物秘書官だ。そんな江田氏のお相手は、中谷弥生さん(32)。東京女子大を卒業後、TBSに入社。3年間『モーニングEYE』を担当、政治部で活躍してきた才媛である。
2人の初対面は96年夏、総理官邸でのことだった。「一瞬、可愛いな、と目を惹かれましたが、それだけ。食事に誘うとかはなかったですね」(江田氏)。
半年後には弥生さんの担当は加藤紘一幹事長(当時)に変わる。98年の橋本内閣総辞職で、通産省に戻らぬまま秘書官を辞した江田氏は、約1年のハワイ東西センター留学を決めた。
「オーバーホールも兼ねて、南の島でゆっくり過ごしました。国政の場での経験も、記録しておきたかった」。
99年秋帰国して、記録を一冊の本(『誰のせいで改革を失うのか』新潮社刊)にまとめた後、2000年1月には、衆院選出馬を表明した。
「僕は番記者の皆さんとワイワイするのが好きなんですよ。ハワイ行きや、帰国の度にパーティーを開いて励ましてもらいました。昨年6月に時点で落選した残念会で彼女にも再会し、話が弾んだんです」
"番記者と秘書官"の業務も終え、選挙後2人だけで会うようになると、お互いの相性に気づくのは早かった。「2人とも普通の、年末は皆で紅白を見るような家で育ちました。金銭感覚や生活感が一緒なんです」という弥生さん。「私の仕事は、常にポケベルは鳴るし、携帯電話で呼び出される。彼は私の仕事を知っているし、自然に受け止めてくれています。仕事を続ける上で、そうした理解はとても心強いですね」。
そんなカップルが一番盛り上がる話題は、「食事です!」と声を合わせる。「どの店が美味しかった、良いグルメ本が出た、と報告しあうし、"じゃ、今日はここだ"と出掛けたり」(江田氏)と、エンゲル係数の高いデートをしていた様子。気に入った店は自らのホームページで紹介、レシピを聞いては試作するそうで、グルメ道には一方ならぬみの入れようだ。時間が限られる仕事だけに、デートは大抵夜中、"深夜に蠢く夜行性"とのこと。
「結婚を意識したのは昨年秋。以前は結婚を"節目"として、構えて考えていましたが、一緒にいたい気持ちの延長線上にある、自然な流れとして収束していきました」。という江田氏からのプロポーズで、両家に挨拶へ。今年1月3日、弥生さんの故郷である神戸で結納を済ませた。「僕は35歳までは結婚しろとうるさく言われましたが、最近はすっかり諦められていました。それだけに両親も喜んでくれましたね」。
"無職無収入の身ですが、結婚をお許しください"との江田氏の言葉には、弥生さんの両親も感激したという。
今月ハワイで挙式。両家族だけを招き、教会でごくシンプルに行った。「彼は有言実行の人。くよくよしない楽天家ですね」と弥生さんが評する江田氏、将来の家庭像については、「現在の少子化に逆行して、子供を3人は育てます!」と宣言する。
この4月から、早稲田大学(IT講座)と桐蔭横浜大学(統治構造論、行政学)で、教授を務める事が決まっているが、「大学は中立な立場から発言したり、多くの人と意見交換する場にしたい。いずれにせよ僕は国政しか能が無い。議員でとか、一生大学でとか、場は限定していません。これからも悪くなる一方の政治にズケズケ文句を言っていきますよ」。 |