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江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

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代表記者会見(5/29)

2014年5月29日 動画 | 国会活動 | 活動報告 tag:

2014年5月29日(木)、代表記者会見を開きました。

【代表会見(2014年5月29日)】

・記者団との質疑応答
⇒日本維新の会の分党について
⇒石原代表の会見について
⇒政界再編・野党再編について
⇒民主党について
⇒再編スケジュールについて
など


<全文書き起こし>

Q:昨夜からの維新の会の動き、それから今日の石原代表の会見の受け止めからお願いしたいのですが。


A:2人の政治家が信念を貫き通した結果出された決断・結果なので心から敬意を表したいというふうに思います。


Q:石原代表の会見では江田代表の名前も出てきていましたが、お聞きになってそのくだりに関しては。


A:昨今、こういう信念を貫く政治家が本当に少なくなってきた中で、やはり石原さんにしろ橋下さんにしろ、その信念を貫かれたということについては本当に敬意を表したいというふうに思います。


一方で私も、この自主憲法制定を巡る問題では私の信念を貫かせていただいたということです。
ちなみに我々の憲法観というのは、現行憲法が戦後果たしてきた役割というのは率直に評価した上で、時代の要請に応じて憲法改正していくのは当たり前のことだろうと。


但し、ポイントは維新もうちも原点である統治機構改憲ですよと。例えば衆参統合による一院制、首相公選制、さらには道州制の導入、こういったことですよということなので、これからは憲法観というか憲法改正の点についても一致できるのではないかというふうに思います。


Q:この後のことについて維新の会から何か連絡とかは。


A:今は分党、新党結成、大変お忙しいでしょうから、しっかり結果を出して落ち着かれたら、また合流に向けて粛々と基本政策協議を進めていきたいいうふうに思います。


Q:弾みがつくとお考えですか。


A:率直に申し上げれば我々が目指す政治理念・基本政策の一致を軸とした政界再編野党再編という方向については、一気に視界が広がったかなという感じはいたします。


Q:橋下さんを中心としたグループとは今後一気に進むというふうにおっしゃいましたが、一方で民主党の前原さんも政界再編には期待感が出てきた、というようなコメントを出しています。今後維新とは見通しがついたなか、民主党など他の勢力はどのように巻き込んでいこうと思ってますか。


A:これは度々申し上げておりますが、維新と結いだけでは始まらないので、さらなる再編に向けて民主党さんは必要不可欠ですので、是非民主党さんにはもっと再編モードを持っていただきたいと思います。


そういう意味もあるのか、海江田代表からは近々会いたいというご連絡をいただきまして、おそらく来週どこかのタイミングでお会いをして、その時に私は直接申し上げたいと思います。民主党を含めた更なる再編というのが必要不可欠であって、是非民主党の執行部の皆さんも目的意識をもって我々と協議しませんか、ということは強く申し入れたいと思います。


Q:今国会の会期中にどこまで進めたいというのはありますか。


A:そういう、期限ありきはやりません。今回も良く皆さんお分かりいただいたように、政治理念と基本政策の一致というのが本当に大前提ですから、この再編では。それを誤魔化しておくと、やはり分裂だ分党だという事になってしまうので、これを教訓にしっかり維新さんとも、民主党さんはじめ野党の皆さんとも、政治理念・基本政策協議というものを是非していきたし、呼びかけていきたいというふうに思います。


Q:関連ですが、先般夏までの合流というような目標を立ててたというふうに記憶しておりますが、今おっしゃった期限ありきはやらないというのは、その夏までというところも引っ括めて。


A:もちろんです。私が夏までにやらないといけないと言った覚えはなくて、まずこういった基本政策協議の合意がなされれば、次のステップに行けると。例えば新党準備会というところにいけると。


ただ新党になるためには、やはり綱領、それから政策、組織、人事といったものも決めていかないといけないので、それがいついつまでに出来ると考えるほうがおかしいんじゃないでしょうかね。やはりそこをきっちりやった上で、新しい政党は作っていかなければならないというふうに思います。


Q:民主党という名前が出ましたが、民主党は連合が支持団体ではあるのですが、ちょっと先の話になるかもしれませんが、連合とも話は始めていると思いますが連合さんとのお付き合いの仕方というのは今後どうお考えでしょうか。


A:お付き合いというほどもしていませんが、公務員労組と民間労組の方というのは質的にお考えも違うんだなぁ、というのは少なくとも理解出来ましたので、これからですよ。連合さんは民主党の支持母体ですけれども、私も分け隔てなくそういった方々とは意見交換をしていきたいと思います。


幸い連合さんとは、そういう意味では定期協議というのもレールに乗っているので、そういった窓口を通してこういった基本政策・理念のすり合わせみたいなものは、是非やらせていただきたいというふうに思います。


Q:先ほど民主党の海江田代表と会談をされて、直接再編モードに入って欲しいというのをお伝えになられるということですが、これまで民主党に関しては丸ごとはない一部だというふうに代表もお話になっていたと思うのですが。


A:僕は、「一部だ、丸ごとだ」なんでいうことは言った覚えはないのですが、いずれにせよ一強他弱と言われる今の政治状況を打破して、やはり自民党に対抗しうる政権交代可能な一大勢力を作るんだというからには、民主党さんともしっかりと話をしていかないといけないということです。


ただその前提として、是非民主党執行部の皆さんにも我々と同じような問題意識をもって是非行動をしていただきたいというか、我々のこの呼びかけに応えていただいて、是非そういった方向で民主党の党運営というのをやっていただきたいなぁというふうに思います。

衆議院予算委員会(5/28)
代表記者会見(6/3)