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目指せ!平成維新 Vol.47(2/3)

2012年2月 3日 メディア情報 | 新聞・雑誌 tag:

 またぞろ、選挙が近くなってきて、いろいろな新党騒ぎが取り沙汰されていますね。でも、現実はメディアが騒いでいるほど動いているわけではありません。

 どうしても、こうした政局の動きは永田町メディアと呼ばれる新聞、テレビの政治部の記者、政治評論で生計を立てている人たちが主導します。彼らにとっては、こうした新党の動きを面白おかしく取り上げれば、世の中の関心が高まって商売になる。全部とは言いませんが、そうした思惑もあっての報道や記事ですから、皆さんはその分割り引いて見ていた方が良いですよ。

 今、「石原新党」という話もありますが、本当に石原慎太郎都知事は、立ち上がれ日本の平沼赳夫さんや国民新党の亀井静香さんと一緒に新党を立ち上げるんでしょうか。重要なファクターは、石原さんのご子息が伸晃さんで、彼が自民党の幹事長をやっていることです。

 今度の総選挙は、その自民党が第一党を目指し、再び政権に返り咲くかどうかの重要な選挙となります。その陣頭指揮を執るのが幹事長の役目。政権を取れなければ当然責任を取らされる。私が聞いている限りでは、慎太郎パパは大変子煩悩な方だそうですから、そうした時に、石原さんがあえて息子の足を引っ張ることをするでしょうか。

 「石原新党」、そして「橋下維新の会」と連携ということになれば、本来なら自民党が取るはずだった議席を大幅に奪い取ることになりますからね。当の伸晃さんは早速、この新党構想に不快感を表明しています。

 まあ、こうした動きはいずれ収斂してきますよ、3月頃になれば。みんなの党は、こうした動きに右顧左眄しません。結党の原点は、この国にとって何をなすべきかという「アジェンダ」「基本政策」を実現することですからね。誰と誰が組むとか、橋下徹さんと連携するのはどの政党とか、ワイドショー的には面白いでしょうが、今、日本が置かれている状況はそんなに甘くない。

 大阪維新の会であれ、どこの政党であれ、われわれが目指す「脱官僚」「地域主権」でこの国のかたちを変える!こうした考えと一致するところとは一緒にやっていきますし、違うなら連携はしない。それだけのことです。

 もちろん、民主党のように口先だけのところとは組みませんよ!やはり、何があってもやり抜くという「覚悟」とそれが信じられる「信頼関係」も政治には大事ですからね。

デイリースポーツ 平成24年2月3日(金)発売号抜粋.pdf

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