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江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

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週刊現代 1/11発売号  週刊現代「愚父・慈父・厳父-おやじ、ありがとう」に登場

2003年1月11日 メディア情報 | 新聞・雑誌 tag: ,

「愚父・慈父・厳父 ―おやじ、ありがとう―」 ~私を反省させた父の物悲しい後ろ姿~

週刊現代 [11/Jan/03]

父は岡山県警の刑事だった。殺人事件や暴力団抗争の捜査にあたっていたので、朝から晩まで働きづめで、休日もろくにとれないありさま。だから、家族旅行に行ったこともなければ、運動会や授業参観に父が来たという記憶もない。

 外では強面の刑事であっても、私にとっては、とても優しい良き父親だった。「勉強しろ」など小言の類を言ったことがなく、たまの休日は日暮れまでキャッチボールの相手をしてくれた。早く帰宅した時は、テレビで一緒にナイター観戦。父は同郷の秋山登、土井淳バッテリーのいる大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)を応援しており、私も物心ついた頃から熱狂的な大洋ファンだった。岡山県出身の私が衆院神奈川8区(横浜市青葉区などが選挙区)から補選に出たのも不思議な縁を感じる。

 温和な父を、私は一度だけ怒らせてしまったことがある。小学校2年生の時、宿題をやりたくないと私は母に駄々をこねていた。すると、傍らで聞いていた父が突然、「そんならもう勉強せんでえー」と怒鳴って、宿題帳を引き裂いてしまった。父の怒った姿を見たのははじめてのことだったと思う。私はしばらく自室でベソをかいた。やがて、私は謝ろうと居間に戻ると、父は引き裂いた宿題帳をセロハンテープで懸命に直していた。父の後ろ姿はやけに物悲しく、今思えば、私を叱ったことを悔いていたのだろう。その時、私は一生懸命に勉強しようと心に誓った。もう父を二度と怒らせてはいけないと、子供心に反省したものだ。

 岡山県総社警察署の署長を最後に退官した父は、74歳になった今も健在。1歳の初孫(龍生)をあやす姿は、元刑事だとは思えないほど穏やかな顔をしている。


江田憲司(衆議院議員・46歳)
'56年4月28日、岡山県生まれ。東京大学法学部卒。'79年通産省(当時)に入省。
'96年の橋本龍太郎内閣では首相政務秘書官を務める。'02年10月の衆議院補選で初当選
父・江田芳昭(74歳)


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'62年夏、警察の官舎(岡山)にて。当時34歳の父、6歳の私、32歳の母。父は農家の次男坊で、派出所勤務から叩き上げて、署長まで出世した

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