江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

　みんなの党は、11月10日、ノーベル平和賞を受賞した「劉暁波氏の釈放を求める決議案」（http://www.your-party.jp/news/2010/11/16/%E5%8F%82176-01.pdf）を提出した。

　しかし、その後、民主、自民他各党に顧みられることもなく、日本のメディアにも取り上げられることはなかった。そして、今国会が閉会されると同時に廃案になった。

　背景には中国大使館の強力なロビーイングもあったようだ。折しも某週刊誌では、中国大使らと分け合いあいでゴルフに興じる民主党議員の姿が報じられた。

　12月10日にはオスロで授賞式が予定されている。世界的にはボルテージが上がっていく問題だとは思うが、日本では報じる向きもない。この問題は各党各会派やメディア、ひいては日本人の「人権感覚」「対中国スタンス」を問うリトマス試験紙になりうる。

　今の日本の現状は、あまりにも情けなくはないか。