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江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

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海江田氏はひどすぎないか?・・・ポストのためには「信念」を捨てても平気な政治家

2011年8月28日  tag:

 いや、おそらく、この人には「信念」とか「政策」もないのだろう。民主党代表選の途中経過なぞ興味もないが、どうしてもニュースを見ていると耳に入ってくる。その中身を聞いていると、どうしても我慢できないので筆をとった。

 まあ、本来なら、総理になどなる可能性ゼロだった人が、小沢氏の「究極の消去法」(言いなり+よりベター)でかつがれ、一気に「総理」が目の前にぶら下げられたのだから、こうした「小人」にはやむをえないことなのだろう。

 典型的な「総理になって何をすべきか」ではなく、単に「総理になること自体が最終目標」の政治家だ。こうしてなった総理が、いかにみじめな総理になり果てるか、がわかっていない。

 しかし、人間、ここまで卑屈になれるのだろうか。小沢派の意向を受けて、小沢処分は見直す、「三党合意」も見直す、大連立はしない等々、現執行部の路線は否定する。政策では「TPP参加」賛成だったのに「慎重に検討」は、明らかに党内農業関係議員への配慮だ。これまで「原発ゼロ」は経産官僚の言いなりで否定していたのに、鳩山氏に言われ撤回する。何のことはない、これまでの「経産官僚言いなり」が「小鳩言いなり」に変わっただけだ。

 海江田政権が誕生すると、そうでなくても後退している政治が、さらに、20年前の「小沢強権利権政治」に巻き戻される。「最低の海江田」と「最悪の前原」の「究極の選択」。今の日本にとっては悲劇としか言いようがない。

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