江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

　あの古賀茂明君が、今月26日付で経産省を退職する。枝野経産大臣から「辞めるならどうぞ」「あなたに仕事はない」と言われたからだ。

　「事業仕分け」で国民を欺きつづけた蓮舫氏も、もとより彼を守るなんてこれぽっちもない。財務官僚に魂を売り渡した野田首相なぞ、彼の存在は歯牙にもかけていない。

　そう、これが「民主党改革派」の正体なのだ。朝霞の公務員住宅の着工も、古賀氏の首切りも、国政の中ではささやかなことかもしれないが、この連中の「口先」だけの「世渡り上手」、自分たちだけが出世してポストを得れば良いという体質を象徴的に証明している。

　なぜなら、財務官僚他霞が関の「虎の尾」を踏んだ古賀氏を登用することは、財務官僚他霞が関に政権運営を託した政権にとって「命とり」になるからだ。

　今日の参院代表質問で、江口克彦参院議員は、そうした野田首相に「幸之助翁御存命なら、野田君、総理をやめたまえ、とおっしゃっただろう」とまで断言した。

　何度も言う。こうした輩に騙されるということは、騙した方がもちろん悪いが、騙された方も悪いというのが通説だ。野田内閣を支持している国民の、一早い覚醒を切に望むものである。