江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

　今日、8月8日は、我がみんなの党結成の記念日だ。3年前のこの日、政権交代選挙を間近に控えて、末広がりで大安、縁起が良いということで選んだ。

　しかし、それが失敗の元。意気揚々と結党会見を開いた直後、あの「のりピー」（酒井法子さん）が自首。その後のニュースがこれ一色になり、みんなの党のニュースなどかき消されてしまったのだ。その後、選挙運動をしていても「どこかの宗教政党ですか？」と聞かれる始末。恒例のテレビ討論にも、まだ選挙の洗礼を受けていないという理由で出してもらえない。出ても既成政党は一時間以上討論しているのに、その合間にビデオで１分でしゃべってと言われる。ほとんどメディアの露出がないままに、投票当日を迎えた。

　結果は、全国で３００万票、政党要件ギリギリの５人当選。あの時、１人でも欠けていたら、今のみんなの党はなかった。薄氷を踏む思いだった。そして、翌年の参院選（ホップ）で８００万票・１０議席獲得、昨年の統一地方選（ステップ）で推薦を含めて約３００議席を獲得。

　そして、いよいよジャンプ、みんなの党の帰趨を決める正念場、衆院選を迎える。これまで順調に党勢を拡大してきたが、本番で躓けば、この党の将来はない。結党３周年と感慨にふけっている場合ではないのだ。