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「強いリベラル」・・・加藤紘一先生の訃報に接して

2016年9月12日  tag:


 加藤紘一先生が亡くなりました。心からご冥福をお祈りしたいと思います。

 私と加藤先生は、橋本龍太郎政権(自社さ政権)で、幹事長と政治担当の総理秘書官という関係でした。特に、政権のトップアジェンダ「大蔵省改革」では、よく橋本総理を助けていただきました。

 ただ、当時は、総理による官邸主導の政策に、党幹部としては必ずしも快いお気持ちをもっていらっしゃらなかったこともあり、私との関係も決して良いとは言えませんでした。

 ただ、お互い、現職を退いてからは、ワイン好きが取り持つ関係というか、そうは言っても同じ政権を支えたというよしみもあり、党派が異なっても、たまには食事をさせていただくようになりました。

 私が総理秘書官で役所を退職しハワイに渡った時も、わざわざ歓送会をしていただき、そのお返しというか、帰国時のおみやげも、加藤先生ご指定の「ケイマス」(アメリカのワイン)にしたこともありました。

 今、安倍自民党が、歴代自民党政権と比べても右傾化している中で、加藤先生のようなリベラル、穏健な保守のお考えを持つ方がお亡くなりになったということは、失礼ながら、それに対する「バランサー」を失ったという意味で、自民党政治の、いや、これからの日本政治にとっても大きな損失と言えましょう。

 私自身は、「保守」や「リベラル」を自らの政治信条として標ぼうしたことはありません。旧維新の党や結いの党の綱領にも記したように、「保守対リベラルを超えた政治」が私の信条だからです。

 その意味するところは、「政治はイデオロギーではなく、国民にとって何がベストかで合理的に判断すべき」「この時代、保守だからこうあらねばならないとか、リベラルだからこうだといった窮屈な発想で政治をすると間違う」と考えるからです。

 ただ、そうは言っても、どちらに親近感があるかというと、加藤先生に代表される「宏池会」的な政治の方です。先生からいただいた「強いリベラル」(「強い」がミソ)というご著書がありますが、すべて考えが同じではないものの、こうした方向に日本の政治を導いていかなければならないと、先生の訃報に接し、改めて考えさせられました。合掌

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