あの時、小泉首相は、本当に友人だと言うなら、ブッシュ大統領に対して「あと数ヶ月待て。民主的な手続きを踏んで査察を継続し、それでもだめなら武力行使もやむを得ない。その時は日本も米国を支持する」と忠告す
フセインを打倒することで、確かに、一時的に大量破壊兵器からの脅威は減るだろう。しかし、時がたてば我々は、地域紛争やテロが多発し、以前より不安定な、危険な世界に住んでいるということにもなりかねない。あ
(注:開戦当時の記述です/拙著「小泉政治の正体」/PHP2004年11月刊より) イラク戦争の大義、正当性を考える時、日本が、いや世界が、原理原則なき、秩序なき、ルールなき社会となりつつあることに、
イラク戦争。それは今や世界では「間違った戦争」と評価されています。理由は簡単です。米国が戦争を正当化した事由、すなわち、イラクが大量破壊兵器を有しているという事実もなければ、テロ組織・アルカイダとイ
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