江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

　10月20日から秋の臨時国会が開会されました。今年6月21日に通常国会が閉会してから、実に四か月間も「長い夏休み」を国会はとっていたことになります。

　この国政の課題山積の時に、こんなに長期にわたって国会を開かなかったのは、近年まれなことです。我々野党は早期開会を訴えてきましたが、ご承知のように、憲法の規定で「国会の召集権限」は内閣、すなわち、岸田総理にあるのです。その背景には、総理の頭の中に、解散にからむ何か魂胆があるのかもしれません。

　この国会の最大の課題は、物価高に苦しむ国民の皆さんへの「経済対策」です。各党がこぞって対策案を発表していますが、要は、いかに今の国民生活を守る「即効性」のある「効果的」なものにするかが重要です。

　しかし、残念ながら、私は、それを審議する予算委員会等の質疑に、引き続き立つことができません。なぜなら、異例のことですが、この一年間務めてきた決算行政監視委員長（与野党中立が建前）に留任したからです。解散総選挙もあるかもしれない国会では一切の新人事はしないという執行部の方針からです。

　ただ、さすがに来年1月開会の通常国会ではお役御免となり、通常の政治活動に戻れますので、私の予算委等での質疑に期待されていた方々にはご容赦いただければ幸いです。