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江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

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主戦場は国会と検察審査会へ

2024年1月17日  tag: , , , , , , , ,

 「大山鳴動して鼠三匹のみ」。熊や鹿、イノシシの捕獲とまでは行かないようです。

 大物と会計責任者との共謀が立証できなかったというよりも、私がこの動画「キックバックだけか⁉️更なる疑惑も。企業団体献金の全面禁止で膿を出し切れ・・・本当のこと聞きたいなら江田けんじ/目からウロコの政治講座#32」で心配していたように、検察はどこかで政治と折り合う、その方向のようです。三日前に「安倍派、所属議員に一斉に収支報告書の訂正を要請」というニュースが流れた時に、私は「ああ、取引したかな」と感じました。

 NHKや毎日が最初に報じて、ここ数日、検察情報に強い朝日、読売が追随するか、注視していましたが、朝日はまだでも、読売までが今日、報じたことからも、残念ながら、多分事実なのでしょう。

 これで主戦場は国会と検察審査会となりました。

 国会ではこうした自民党の金権・利権政治を徹底的に正していかなければなりません。自民党は、ここまであこぎなことをしていた議員の処分をするどころか、逆に「政治刷新本部」に登用する始末。いまだ、真相の究明も説明責任も果たさず、もはや公党の体をなしていません。

 また、本件は必ず検察審査会にかけられ、11人の委員(国民代表)のうち8人が「起訴相当」とすれば、検察は再捜査義務が生じ、それでもまた不起訴にすれば、二度目の「起訴相当」を議決することもできる。そうなれば強制起訴され、裁判に持ち込むことができるのです。

 まだまだ、この裏金問題は終わっていません!!
(ただ、検察情報に一番強く、今回の裏金問題を紙面でリードしてきた朝日がまだ不起訴と打ってないことに、一縷の希望を抱くのは私一人だけでしょうか?)

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