2006年は政局激動の年・・・政治が真に国民本位に機能するために
2006年1月 9日 tag:
皆さん、あけましておめでとうございます。
昨年は、おかげさまで国政復帰。「旧いやり方で政治家になっても旧い政治家にしかなれない」。この私の信念を、まさに皆さんに実践していただき、まったく新しい、従来の選挙の常識からは考えられない、クリーンでしがらみのない形で当選させていただきました。あらためて、心より御礼申し上げます。
そして、いよいよ2006年の幕開け。今年は「政局激動の年」となります。なぜなら、秋には、自民党総裁選と民主党代表選が、ダブルで控えているからです。小泉首相も昨年末、それを指摘して「政界再編は何かのきっかけでどうなっても不思議じゃない」と断じました。まさに私の認識と同じです。「いざ鎌倉」、来るべき時に備えて、準備運動はしっかりとやっていくつもりです。
当選後、国会では「環境委員会」に所属し、早速、小池環境大臣にも質問しました(その模様は既にHPにup)。選挙戦では「無所属では何もできない」とあらぬ誹謗中傷も受けましたが、一ヶ月という短い特別国会で、政党所属議員に先駆けて質問ができたのも、これまでの人間関係の賜物です。今後は、「環境庁」を「省」に格上げした「生みの親」として、アスベストの飛散防止策や、ゴミの減量・リサイクル、地球環境問題等を通じて、この役所を、国民の「安心・安全」を総合的に担う官庁にしていきたいと思います。
もちろん、国会活動はこれにとどまりません。鈴木宗男議員が二八本の「質問主意書」という「武器」を使って外務省の不正をあばいているように、私も、年金や医療、子育て支援等をはじめ国政のあらゆる分野で、小泉首相に直接質問し提言をしていきます。また、前議員時代「マニフェスト推進議員連盟」で公職選挙法を改正したように、個別の問題を扱う議員連盟にも参加し、議員立法も手がけてまいります。「無所属に何ができるか」とは言わせません。
ただ、選挙戦でも訴えたとおり、今後、未来永劫、無所属を貫くつもりはありません。議会政治は「政党政治」、そしてそれなりの「数」も必要です。そのことは、首相官邸勤務も長い私が一番良く知っているつもりです。幸い、水面下では色々な動きがあります。「郵政造反組」でもない、「純粋無所属・江田けんじ」としては、その立場をフルに活用して「全方位外交」を展開し、基本政策ぐらい一致させた「真っ当な政党政治」を実現してまいります。
今年は「改革競争」目白押しです。年金や医療の改革、特別会計や税金のムダ減らし、税制改革、政府系金融機関の統廃合や公務員の純減、・・・・。国民も、どこの政党・政治家がこの競争に勝つかを固唾を飲んで見守っています。私、江田けんじも、軽挙妄動することなく、着実に国会活動で実績を残しながら、皆さんと共に、じっくりと腰を据えて今の政治を見極め、身の振り方を含めて政治的立場を決していきたいと思います。
本年も何卒よろしくお願い申しあげます。
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