江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

　臨時国会開会日の本日（10／3）、私は、党の役職から離れ、衆議院の常任委員会である「決算行政監視委員会」委員長を拝命いたしました。私の政治家人生で初めてのことです。

　このポストは、与野党どちらの側に立つこともなく、公正中立の立場から、「決算審査」（税金が無駄なく執行されたか？）、「行政監視」（行政が適正に執行されているか？）を行うのが仕事です。

　私、江田憲司の政治の原点は「行財政改革」（行政改革や税金の無駄遣いの解消等）です。まさに「我が意を得たり」、その受け持つ範囲は国政全般に及びますので、あらためて気を引き締め、国民の皆さんの側に立って、行政運営やその無駄遣いを厳しくチェックしてまいりたいと思います。

　ただ、ひとつ残念なことは、この委員長在任中（一年間）は、国会での質疑ができなくなることです。これまで、ご承知のように、私は予算委員会を中心に、時の総理等と幾度となく質疑を重ねてまいりました。

　しかし、このポストは、すでにご説明したとおり、与野党の別なく「公正中立」という立場（行司役）なので、慣例により、どこかの政党の立場で質疑ができなくなるのです。
その結果、NHKテレビ入りの中継やニュースでの露出がなくなりますが、ご理解をいただければ幸いです。

（写真は、国会の開会式で天皇陛下に拝謁するのでモーニング姿です。）

（注）常任委員会
国会に常設される委員会。衆議院には17の常任委員会がある。予算委員会、財務金融委員会、厚生労働委員会等があり、決算行政監視委員会もその一つ。委員長は、議長の指名と国会の承認により任命される。